眼病平癒のパワースポット【古四王神社】
目次
【古四王神社】とは?
「古四王神社」(こしおうじんじゃ)とは、秋田県秋田市にある神社です。
崇神天皇の時代に、四道将軍大彦命が蝦夷を平定するため北海道に派遣された折、北門の鎮護のために武甕槌神を齶田浦神(あぎたのうらのかみ)として祀りました。
この齶田(あぎた)が、後に「秋田県」の地名の由来になったと言われています。
次いで斉明天皇の時代、阿倍比羅夫が秋田地方に来た折、自らの祖である大彦命を合祀し、越王神社(古四王神社)として創建した、と言われています。
もとは聖護院修験道の管轄であったため、仏具の輪宝が神紋です。「古四王」という名前から、仏教四天王の解釈をするかもしれません。
近代社格制度の下で最初は郷社に指定されましたが、1873年に一度取り消され、同年中に再指定されました。
1876には県社に昇格しました。1882年には国弊小社に列せられ、それ以降秋田県内の神社では最も高い社格になりました。
近県に広く分布する胡四王、古四王、越王などの名をもつ神社は、全て関連する社と考えられています。
御祭神には、大彦命(オオヒコノミコト)、武甕槌命(タケミカヅチ)を祀っています。
眼病平癒のパワースポットとは?
古四王神社は、古くから豊作や眼病平癒に霊験あらたかと伝えられています。
毎年5月7日と9月7日の宵祭では、眼病平癒を願う参拝者が釋薬毘文(しゃくやくびぶん:経典のこと)を唱え、一晩中願掛けをし、ご詠歌を奉納する、という風習がありました。
古四王神社の周りを3回周ると目が良くなる、という言い伝えがあるそうです。
また、古四王神社からすぐの場所に秋田市指定文化財に指定されているケヤキ「旭(あさひ)さし木」があります。樹齢1200年以上といわれており、高さ20m、幹の周囲が7.5mもある巨木です。
その巨木の根元には、「目洗いの水」と呼ばれる井戸水があり、古代よりその周辺には高清水という霊験あらたかな水が湧き出ています。
その井戸から汲んだ水で目を洗ったところ、眼病が治ったことから「目洗いの水」と名づけられたそうです。
【古四王神社】周辺の見どころ
パワースポット巡りをする際、近隣に温泉があったら、ぜひ温泉に浸かってみる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
パワースポットと温泉の組み合わせは良いそうで、パワースポット帰りに温泉に浸かるとパワーの吸収がより良くなるそうです。
秋田市内には、温泉も点在していることから、立ち寄ってみては♪
【古四王神社】へのアクセス
所在地
秋田県秋田市寺内児桜1丁目5-55
お問い合わせ先
018-845-0333
参拝時間
6:00~17:00
交通機関
秋田駅より秋田市営バス乗車、「寺内コミュニティ・センター」下車すぐ
マップ
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